くま社長閑話 Vol.268 「雀こ」
先日、とある会合で定山渓に行った時のお話である。
3月16日(月)。
夕方まで仕事をして、一路、愛車で国道230号、通称石山通をひたすら。
50分程で札幌の奥座敷、定山渓温泉郷に到着した。
厳かな式典を終え、懇親会のアトラクション。
定山渓の子供たちによる、和太鼓の力強い演奏に触れた。
なんとも勇ましく、凛々しい、ステキな演奏だった。
とても微笑ましく鑑賞させていただいた。
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さて、子供たちの熱演を身を乗り出して拝聴していると、
使用している和太鼓になにやら達筆なる文字が記載して
あるではないか!
よくよく拝見すると、寄贈者の尊いお名前と共に、年月日が
書いてあった。
平成八年八月八日
嗚呼、なんと弊社の設立記念日ではないか!
どの太鼓も殆どがその日に寄贈とある。
13年の年月が染込んだ愛蔵品を如何なく大いに演奏する。
なんと素晴らしいことか!
少なくともこの目の前にある太鼓は、当時仮に10歳の子供が
使用したのであれば、その子は23歳になっている、と云うことである。
地域において社会貢献、特に青少年育成のため、ご尽力された方々の尊い業績を垣間見て、純粋に感動した。
小さな子供たちがやがて大人になったとき、きっとその思いが
わかるときがくるんだと思う。
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お盆、正月。とある日本の小さな田舎の町。
土地を離れて都会に暮らす若者たちが久しぶりに土地に集結する。
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地元の居酒屋。正月二日、夜。
一郎 「いやぁー、そー云えばよぉ、昔おめぇ、太鼓かなんか、やってたよなぁー、確か?」
一同 「そーだそーだ。」
和夫 「あぁ、やってたけど、なにか?」
健司 「あぁ、俺もやってた。」
一郎 「あ、そうだっけ?」
美恵子 「あたし、知ってる。見に行ったよ、演奏会。」
佳子 「あたしも誘われたんだけど、結局やらなかった。」
一郎 「みゆき、おめーもやってたよな、確か?」
美雪 「・・・・・・うん。」
美恵子 「あぁーっ、思い出した!みゆきさぁー、確か、和夫くんのこと、」
美雪 「ちょっと、やめてよ、もう。」
一同 「えぇー、なになに。」
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ええい、きっとある。
こんなお話が、きっとある。
なくては困るのだ。
携帯もDSもいらね。
なくてはならぬのは、これなんだ。
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でも、携帯で仲間がすぐ集まることができるようになった。
どきどきして面と向かえなくとも、メールでキモチを伝えることもできる。
恋愛のシュミレーションをDSでしちゃったりして。
うーん、悩ましい。
2009-03-29 23:25
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