くま社長閑話 Vol.236 「ああ青春」
スープカレーを食べる。
あなたはどうやって、食べますか?
カレー本体とお皿に盛った、ごはん。
カレーには鶏のモモ肉がごろん、と一本。
他にじゃがいも、にんじん、ピーマン、ほうれん草。
具材がたっぷり、はいってます。
お皿にはごはん。
スプーンとナイフ、フォークが一式。
具材をスープに入ったまま、フォークとナイフで鶏のモモ肉、野菜さんたちを、優しく、一口サイズの細切れに。
スープが飛び散らないように、慎重に、慎重に。
スマイルカットで添えられたレモンを、お皿のごはんにたっぷりふりかけ、スプーンで一口分、そっと、スープのお皿に運んで。
スプーンの上の一口分のごはんに、スープが染み渡るほど浸して、そうしてお口にゆっくり、運ぶ。
一口サイズに切った、具材さんたちを、そのあと上手にスプーンですくい上げて、スープと一緒に、ゆっくりお口に運ぶ。
16年目のサボイさん。
創業者の優しい笑顔は、いつまでも変わらない。
幌平橋ふもとに創業して、ご存知の通り、今は南1条電車通りにもご出店された。
今は年に幾度、来るかどうか?のくま社長。
覚えていていただけている。
これほど嬉しいことは、ない。
いつも笑顔で、夏は冷たい飲み物、冬はおいしいコーヒーをそっと、サービスしてくださる。
よそに行く気に、ならないんだなぁ、やっぱり。
気が付いたらホントに永いお付き合いになりました。
創業の頃から、幌平橋に通ったもんね、ボク。
なにやらブームになっちゃって、ちょっとだけ、ふぅーん、ってキモチになっちゃって。
でも、密やかに、サボイさんにだけは、通ってたんだよね。
やっぱり、おいしい。
最初の頃は、よく、こぼしてたんです。
スープの中で、具材を切りますとね。
いつの間にか、上手にできるようになりましたんですの。
これって、大人。
一人でほくそ笑んだ、今日この頃のおはなし。
久しぶりのくま社長閑話。
いろいろあったし、いろいろあるんだ、これが。
でもね、確実に前よりもちょっとだけ、また優しくなれそうな
気がしているんです。
強くなったかも、知れません。
では、また。
ひとつ、一人じゃ寂しすぎる
二人じゃ息さえも詰まる部屋
みっつ見果てぬ夢に破れ
酔いつぶれ夜風と踊る町
悲しみばかり数えて、日々は過ぎてゆく
ああ青春は、燃える陽炎か
ああ青春は、燃える陽炎か
久しぶりに、思い出した。
いい唄だな。
さんきゅ、つぼ。
2008-07-03 00:56
Comments
コメントはまだありません