くま社長閑話 Vol.227 「角煮かやく」
先日、STV開局50周年記念祝賀会がSTVホールで行われ、お招きいただいた。
普段のように、守衛室横の社員通用口から入館しようとしたら、守衛さんに笑顔で「今日は、正面からどうぞ」とご案内いただき、正面玄関から入館した。
祝賀会の為の仮設の受付にて、胸章なぞ、大いに照れた。
厳かな雰囲気の中で、くま社長、一番前のお席を戴き、緊張した。
社友としてOBの皆さんが大勢、ご列席されていた中で、多くの大先輩に久しぶりにお会いすることが出来て、これは本当に嬉しいことだった。
会が終わり、館外に出たら、よく通った近くのうどんの五衛門を急に思い出した。
時計を見ると11時半を少し回っていた。ちょうどいい時間だ。
どれくらい久しぶりか判らないほどだったし、リニューアル後は初めてだ。
メニューも見ずに、恐る恐る、「角煮かやくの冷やし」と注文した。
「はーい。」
おお、通用する。
これは本当に懐かしく、そして嬉しいことだった。
何も変わっていなかった。
狸小路10丁目の老舗、金富士酒場の冬季限定名物、煮込み。
店主の栄さんが、ここ、五衛門の先代から教わったと云う、あの金富士の煮込みのルーツ。
さっすが、うまい。
本当に何も変わってなかった。
その事がとてもうれしかった。
自分の中でも、ちょっとした、「今確認」ができた気がした。
2008-04-14 22:42
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