追記 くま社長手記 Vol.74 「もうひとつの祝10周年北海道演劇財団」
昨日(17日)、お目出度い席にお招きいただいた。我が社とおんなじ、平成8年に立ち上がった団体。財団法人北海道演劇財団。
シアター ZOO にて初演前の内覧公演はチェーホフのワーニャおじさんのお話。斉藤さんの男前は数段に格上げされ、長台詞大会をとても親近感の湧くステキなお芝居に仕立てておった。久しぶりにいいモノ見たな。
如何にしてのめり込むのか、忘れていた感性を想いださせていただいちゃった。芝居のナカミの台詞の一部の幾つかが、全く持ってして自分の未来にカゲを落とす事になろうとは。
しっかしキビシイおハナシでして、ロシアは。プロレタリアつーか、マッカッカつーか。やっぱり(あ、いけねえ、政治宗教商売のハナシは、なしだ)
キビシイ土地でキビシイ生活、では「何故人は生きるのか」と云う大変本質的且つしかし、答えが見つからない永遠のナゾに深くナイフを入れる。
「人生の意味とは」に思いっきり、突っ込みを入れるのだがそれぞれの過ごしてきた生活、人生がすなわち、そのもの以外の何者でもない事に気づき、再び同じ生活を始める。(しかない。)
さて、その後お隣のホテルで祝賀パーティー。ご来賓の皆さんも大変バラエティー豊なラインナップ。久しぶりに会ってゆっくりお話できたヒト。よく会うんだけども、すれ違いで立ち話程度の関係ながら、じっくりお話できたヒト。覚えていていただきたかったヒトに幸運にも、覚えていていただいていた事を確認できた事。
美味しいお料理とステキな人々との大変有意義な、しかし短い時間をとても幸せに思えてなりませんでした。
その事が云いたくって。
ありがとうございました。これからもどうか末永いご繁栄をお祈り申し上げます。
PS.そうだ、忘れそうだった。
ボクは相当前から一目ぼれだった、女優の林さんにお会いできたのが、嬉しかったです。(このヒトの芝居は実際、ヤバイ)大通のテント芝居、昔のコンカリーニョでの芝居。ホント、やばかったっす。ステキっ!
2006-08-19 00:09
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